
腰痛に関係のある事柄として挙げられる運動不足。
この腰痛と運動不足について、
・腰痛と運動不足の関係性
・腰痛の主な原因と状態
・腰痛を治す最適な治療方法
という3項目に分けて解説させて頂きました。
運動不足は腰痛の原因や解消と関係ない…!?
腰痛の原因が運動不足にあるという理論は有り得ないと私は考えています。
運動不足が腰痛の原因になるという考えは、
何が起こっている為に腰に痛みをを感じていると言うのでしょうか…??
・筋力不足
・血流の悪さ
主な理由は上記の2点と考えられますが、
筋力不足が起こっているのであれば、
腰痛という症状だけに留まらないはずです。
ピンポイントで腰にだけ痛みを感じたり、
腰の筋肉だけ弱くなることなんて考えにくいですね。
加えて筋肉を含めた身体とは様々な部分で連動しています。
膝の痛みの原因が腰にあったり手の痺れは首に原因があったりと、
身体の部位を個々で考えながらも必ず身体全体で考えることも忘れてはなりません。
筋力が不足しているから腰痛になるという考えはオカシイのです。
続いて血流の悪さですが、これは筋肉が凝り固まった拘縮状態にある為に起こるものです。
決して運動不足だけが原因で血流が悪くなっているのではないのですね。
ですので運動することで血流を良くしたら少なからず腰痛は改善するかも知れませんが、
腰痛が治るという状態まで進むことはどう考えても難しいものです。
さらに腰痛の状態によっては運動をしてはダメな場合もございます。
硬く凝り固まった筋肉が運動だけで気持ち良く改善するなら苦労はしません。
上記の理由から運動不足が腰痛の原因になるなんていうのは間違いと考えるべきなのですね。
腰痛で病院を受診すると運動不足を診断される訳とは…!?
腰痛の原因が運動不足と診断するのは、おおよそ整形外科を中心とした病院になると思います。
腰痛を患い整形外科を受診するとレントゲン写真を撮影してからの診断という流れがほとんどですが、
結局のところ骨折まではいかなくとも骨に何らかの問題がなければ異常なしという診断で終わってしまうのです。
ただ患者様には何かしらの説明が必要ですから、
筋力不足や運動不足といった当たり障りのない結論を言ってくるわけなのですね。
腰痛の主な原因および状態は、
・関節の炎症
・筋肉の拘縮または炎症
このどちらかが大部分を占めます。
レントゲン写真でしか判断しない整形外科では、この原因に行き着くことはありません。
腰痛を治す為には上記のどちらかであろう原因が、
腰のどの部分で起きているのかを確実に判断し、
その状態を改善する為の治療を的確に施すことが必要になります。
これさえ間違うことがなければ腰の痛みは軽減し、
腰痛が治るという結果に繋がっていくのです。
運動不足の解消で治らない腰痛の効果的な治療方法とは…!?
整形外科では判断してくれない腰痛の原因となる、
関節の炎症や筋肉の拘縮を改善させる方法ですが、
電気治療や超音波治療といった物理的な施術が最も理にかなった方法になってきます。
筋肉の拘縮だけでしたらマッサージなどによる人の手でも改善は可能なものの、
やはり限界がありますし炎症に関してはできることがほとんどありません。
ですので物理機器にて治療をおこなってくれる、
整骨院(接骨院)や鍼灸院といった施術所が望ましいですね。
整体院などに関しては手技をメインにしているところが多いことに加え、
治療技術は本当にピンキリなので間違いではないものの、
お勧めするとまでは言えないところです。
とにかく腰痛の原因に運動不足は関係ありません。
この事実を理解し腰痛の原因に対し的確な処置することが改善へと繋がります。
運動不足と腰痛の関係性について解説させて頂きましたが、
お読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
こちらの記事は以上となりますが何かしらの為になれば嬉しい限りです。
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