
肩こり解消の方法として代表される民間療法といえばストレッチです。
様々なストレッチ方法が紹介されていますね。
ストレッチが肩こりに全く効果がないとは言いませんが、
「ストレッチで肩こりが治る」という表現や考え方は大いに疑問です。
この「肩こりをストレッチや肩甲骨はがしで治そう」といった、
浅はかな思考に一刀両断させて下さいませ。
それでは、どうぞ…
民間療法のストレッチで肩こりが治りにくい原因は負の連鎖…!?
慢性的な筋肉の緊張が引き起こす肩こり。
何とかなるだろう…と放置しておくと硬くなった筋肉は血流が悪くなり、
さらなる肩こりを招く負の連鎖となる悪循環に陥ってしまいます。
一度悪循環に陥ってしまうと簡単に抜け出せないというのが、
肩こりがなかなか治らない要因の一つでもあります。
加えて日常的に頭や腕を支えているのですから、
首・肩・背中の筋肉というのは働きまくっているのですね。
一日の疲れが一晩の睡眠で抜け切れれば良いのですが、
なかなかそんなうまくはいかず小さな疲労が日々蓄積されて、
肩こりという頑固な症状を出現させてしまうわけです。
肩こりや民間療法は置いといて…ストレッチの効果とは!?
ストレッチとは収縮して硬くなってしまった筋肉を、
伸ばしてあげることで柔らくしようとする運動ですね。
伸ばすという運動をしてあげることで筋肉が刺激され、
滞っている血流の流れを改善する目的があります。
筋肉を伸ばしてあげたことや血流の流れが変わったことから、
ストレッチをおこなった後にはスッキリとした爽快感があると思います。
運動不足の方にとっては10分や20分間の時間でも、
真剣にストレッチをおこなうと結構疲れたりします(笑)
それだけストレッチには筋肉を刺激する効果があるということなのですね。
肩こり解消の民間療法であるストレッチは現状維持…!?
さて、本題となる肩こりがストレッチで治るのか…という問題です。
肩こりが治るというストレッチを紹介しているものを拝見すると、
多くは最後に「日頃から取り組むことが必要です」的な言葉を添えています。
この言葉が答えですよね(笑)
日頃から取り組むというのは出来る限り疲労を溜めないよう、
肩こりにならないようにしているのであって、
決して肩こりを治しているのではないのです。
確かに日々ストレッチに取り組んでいれば、
少しずつ少しずつ肩こりが改善するかもしれません。
でも肩こりになるような仕事量が日々身体にかかっているから、
今現在肩こりという症状に悩まされているわけですよね。
・1日5分のストレッチで肩こりが解消
・1回のストレッチで肩こりが改善
ふざけんなよ…って話です(笑)
慢性疲労である肩こりはそれなりの年月をかけて、
出来上がってしまった状態が引き起こしている症状です。
治すのに同じだけの期間が必要ではありませんが、
数倍または数十倍のスピードで改善できるとしても、
やはり多少なりとも時間(期間)が必要になってきます。
肩こりにお悩みの方は治すという目的ではなく、
「これ以上、肩こりが酷くならないように…」、
という考えでストレッチに取り組むべきだと思います。
肩こりとストレッチの関係について解説と一刀両断させて頂きましたが、
お読み頂けた方の参考になれば嬉しい限りでございます。
最後に…
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