
様々な方法が紹介されている寝違いの治し方。
その中の一つにストレッチがあります。
ストレッチで寝違いを治すという考え方にはツッコミを入れたくなりますが、
効果が全くないものではないので一先ずスルーしましょう(笑)
寝違いを起こした時におこなうストレッチですが、
方法云々よりもおこなうタイミングが重要となってきます。
このストレッチをおこなうタイミングについて解説させて頂きます。
それでは、どうぞ…
寝違い直後のストレッチは逆効果で激痛を招く…!?
別の記事でも解説させて頂いておりますが、
寝違いの原因は「寝返りをうてない」ことであり、
主には「筋肉の炎症」により痛みを感じています。
参照別記事:朝起きたら首が痛い…寝違いで首がまわらない!?そんな激痛の治し方と対処方法とは??
炎症を起こしている時というのはアイシングにより患部を冷やし、
安静にしておくのが優先事項となってきます。
寝違いを起こした直後にストレッチやマッサージなどをして、
筋肉に対し余計な刺激を与えては絶対にダメです。
炎症を助長させてしまい痛みを強くしてしまうだけとなります。
ですので「寝違いをストレッチで治します」などという説明はデタラメですね。
騙されないように気をつけて頂きたいと思います。
ストレッチは寝違いの炎症がなくなったタイミングでおこなう…!?
寝違いを治す過程とは…
炎症を抑える→硬くなった筋肉をほぐす→柔らかくなった筋肉に動きをつける
という順序で進めていくのが理想であります。
最も痛みを感じているのは炎症が消失するまでの期間ですね。
アイシングと安静をメインとするのは炎症が落ち着くまでです。
炎症が落ち着いた後その箇所には筋肉の拘縮が残ります。
筋肉が硬く固まってしまっている状態ですね。
この「筋肉の硬さをほぐして動きを出していきたい」となった段階で、
ストレッチが有効となってくるわけなのです。
これが方法云々よりストレッチはタイミングが大事だという理由であります。
寝違いを治す効果的なツボ…落枕(らくちん)ってどこ!?
余談ではありますが寝違いに効果的なツボも紹介されています。
落枕(らくちん)というツボです。
手の甲側の人差し指と中指の間から少し手首側に下がったところにあります。
首が痛いのに手なんか押して効果あるんですかね…
って思いませんか??(笑)
身体の中心は脳を始めとした脊柱(背骨)です。
「手の痺れが首の影響」や「腰が原因で足が痺れる」というのは、
理論的に納得できるものであり、
実際に痺れに対する治療も首や腰をメインにすることで改善します。
でも首の筋肉の炎症で手の一部分を押して治るって、
どう頑張っても私には理解できないことでございます。
もし自分自身が寝違いになったら是非とも試してやろうと思っています(笑)
寝違いに効果的と言われているツボの話で、
最後は少し談笑っぽくなってしまいましたが、
寝違いに対するストレッチのタイミングについて説明させて頂きました。
お読み頂いた方のお役に立てれば幸いです。
最後に…
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