
今回は開業資金についてブログ記事を投稿させて頂きました。
本記事を作成している私は…
・26歳で整骨院を開業
・2022年が開業10年目
整骨院の開業に関して上記のような経緯を持ち、当初から現在に至るまで一人(ワンオペ)で経営をしております。
そんな実体験を元に、一人で整骨院を開業する際に必要だった資金や費用について解説させて頂きます。
一人(ワンオペ)整骨院をオープンする為に準備した開業資金はいくらだったのか…
結論から申し上げますと、私は一人(ワンオペ)整骨院を開業するにあたり700万円の資金・費用を準備しました。
大雑把に内訳は…
・店舗賃貸契約 100万円
・院内改装 200万円
・治療機器 200万円
・院内設備 50万円
・消耗品&事務用品 30万円
上記のような内容となります。
店舗賃貸は1ヶ月の家賃が駐車場3台分も含めて約15万円なので、敷金&礼金に不動産会社への仲介手数料などで約100万円。
院内改装は居抜きではなく真っ新な状態からだったので、シンプルな内装にしたものの約200万円程の金額がかかりました。
そして治療機器も約200万円だったのですが、一部はリース契約もしましたので、こちらは開業資金ではなく月々の支払いという形になっております。
最後に机や待合室に必要な椅子などの院内設備に、消耗品&事務用品を合わせて約80万円でございました。
振り返ってみると院内設備や消耗品&事務用品は余計な出費が多かったですね(苦笑)
ここは必要になったものを後から追加して購入するという形にすれば良かったと反省&勉強であります。
整骨院の開業資金を準備する為に日本政策金融公庫(公庫)から借入
整骨院を開業する為に準備した費用700万円ですが、勿論の事ながら当時26歳だった私にそんな大金はございません(笑)
日本政策金融公庫より借入をしました。
350万円を自己資金に700万円を借入した次第であります。
やはり貯蓄には手をつけず経営していけるのがベストですが、700万円という借金を背負ったのは重要な事実ですね(笑)
整骨院の開業資金は運転費用も込みでいくらかと考えておくのが必須事項
最後に整骨院を開業する際は、運転資金も準備しておくのが必須と言えます。
昨今は各整骨院にて様々な自費診療メニューを取り入れていますが、やはり売り上げを保険診療に頼る部分は大きいです。
そんな保険診療分は請求方法によって異なるものの、手元に入金されるまで約1〜3ヶ月のタイムラグがあります。
ですので極端な話、3ヶ月程度は売り上げが全くなくても月々の必要経費は払えるようにしておくのが良いかと思います。
私の場合ですと借入した700万円から開業にかかった費用が約580万円でしたので、残りの120万円は運転資金に回した計算となります。
ちなみに開業当時、1ヶ月の必要経費は日本政策金融公庫(公庫)への返済分も含め約35万円でした。
この運転資金を無視してしまうと整骨院の経営状態が危険になる可能性が高まってしまいますから、是非とも開業する際には数カ月分の必要経費も忘れずにであります。
あとがき
一人(ワンオペ)整骨院の開業に関する今回のブログ記事は以上となります。
聞いた情報によりますと…
ここ数年の整骨院業界は、新規にオープンする整骨院と閉院してしまう整骨院に大きな差がなく同数に近いと言われているようです。
閉院の理由も様々あると思いますが、個人事業主という形で整骨院を開業した以上は、やはり安定した売り上げをあげながら長く経営したいという考えを持ってしまいます。
その為にも開業時点で躓いてしまうような事がないよう、ある程度の計画は立てて整骨院をオープンするのがベストですね。
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