
足首を捻挫したにも関わらず腫れていない…でも痛みが一向に引かない…
こういった状態に悩まされている人は決して少なくないと思われます。
そこで本記事では、この理由について解説させて頂きます。
それでは、どうぞ…
腫れていないけど痛みが続く足首の捻挫は損傷した靭帯の違い…!?
一般的に足首の捻挫とは内返し捻挫のことを指しています。
内反捻挫とも言われ、下記の画像のような捻り方で起こる捻挫ですね。
この際、多くの場合は前距腓靭帯と呼ばれる、外くるぶし前方にある靭帯が伸ばされ、炎症が起こり足首が腫れます。
しかし、捻り方などによっては前距腓靭帯ではなく、踵腓靭帯や後距腓靭帯と呼ばれる靭帯が損傷する場合がございます。
私の経験上では…この踵腓靭帯や後距腓靭帯の損傷は、前距腓靭帯の損傷に比べて、腫れや内出血が少ない傾向にあります。
靭帯の形状による違いだと思うのですが、圧倒的に腫れや内出血が少ないのです。
でも、靭帯を損傷しているのですから、痛みは伴います。
これが「足首を捻挫したにも関わらず腫れていない…でも痛みが一向に引かない…」理由になってくるのですね。
足首の捻挫が腫れや内出血がなくてもアイシングと固定を忘れない!!
足首を捻ってしまった以上は、少なからず靭帯の損傷が伴っていると考えられます。
ですので腫れや内出血が確認できなくても、一先ずはアイシングおよび固定といった処置をしておく方が賢明なのですね。
場合によっては捻挫を起こして数日が経ってから痛みが酷くなるというケースもございます。
腫れや内出血がなければ骨折の可能性は限りなく低いものと考えられますが、後々になって厄介な状況にしない為にも、足首を捻挫してしまったらアイシングと固定を忘れないで欲しいと思います。
ちなみに足首の固定方法に関しては下記の参照記事にて解説させて頂いておりますので、ご一緒にお読み頂けると幸いです。
参照記事:足首の捻挫を治す固定はサポーターと包帯 どっちがいいの?早く治すなら絶対〇〇!!
後遺症の恐れがある足首の捻挫は、すぐに治療して治すのが理想!!
腫れていないにも関わらず痛みが一向に引かない足首の捻挫に関して解説させて頂きました。
足首の捻挫は受傷後すぐに的確な処置を施しておかないと、足首の関節が固くなることによる繰り返しの捻挫や慢性的な足首痛といった、面倒な症状と付き合わなくてはいけなくなる可能性があります。
それを避けるためにも足首を捻挫してしまったら、しつこいようですがアイシングに固定または治療するという行動に移して欲しいと思います。
以上が本記事の内容となりますが、お読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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