
新年度が始まって間もない4月の上旬、私の経営する整骨院のご近所にお住いの方が唐突に来院されました。
新規の患者様に関しては、ほんんどが紹介という形の来院であることに加え、診療体制が予約制なので「唐突」という言葉を使わさせて頂きました(笑)
既に来院されていた患者様の治療中でしたので、時間を改めて再度お越し頂く形にはなってしまったのですが、お困りの症状は下肢静脈瘤による足のむくみ。
結果的に良い治療結果を得られたということもありまして、本記事では足のむくみが改善した経緯を解説させて頂こうと思います。
それでは、どうぞ…
足のむくみが治らないのは50代の男性でふくらはぎがパンパン…
お越しになられた方は50代の男性。
病院にて下肢静脈瘤と診断され足のむくみが酷いので、同病院にて週に1回のリハビリをおこなっているとのこと。
しかし足のむくみは一向に良くならないので、近所にある整骨院に来院してみた…という経緯でお見えになられたわけでございます。
そんな一連の話を聞かせて頂き、確認したふくらはぎの状態は見事なまでに「パンパン」
これは、しんどいですよね…というような足の状態でございました。
当然ながら治療は施せるものの状態が状態なだけに、どの程度の改善があるのかは治療を進めていかないと判断ができないということを説明し、了承を得た上で治療がスタートとなりました。
ふくらはぎの張りを治す治療で足のむくみが劇的に改善!!
お仕事は夜から朝方にかけてという時間帯に加え、基本的に立っていることが多いという内容。
さらに運動も全くしないといった様々な要因が、足をむくみをここまでにしたのかな…というところです。
治療に関してはまず、むくみの最も強いふくらはぎの筋肉を動かしてあげることをメインに取り組みました。
加えて少しばかり硬い足関節へのアプローチ。
どのような変化が出るのかドキドキだったのですが、治療を重ねる度に足のむくみが改善され軽くなっているという患者様からの嬉しいお声。
当然ながら症状の改善に伴って、パンパンだった足も改善傾向にあったのですが、想像以上の早い改善具合に私自身も驚きました。
しかも当院に来院した翌週に予定していた、病院でのリハビリ治療はキャンセルするという見切りの良さ。
こういった行動も治療している側としては、妙に嬉しかったりすんですよね(笑)
下肢静脈瘤による足のむくみを治す治療方法は…機器!?
その後は着実に足のむくみは改善に向かい、治療をスタートして一ヶ月を迎えるころには、見事なまでに足が細くなっていました。
気持ち良いくらいに運動をする気はないという意思に加えて、お仕事の内容から足のむくみが再発する可能性がある為に、1週間に1回の治療を継続させていきましょう…という話に一旦はなったのですが、2回治療して欲しいという患者様の希望により現在でも1週間に2回の治療を継続して頂いております。
下肢静脈瘤および足のむくみには様々な原因がありますが、この患者様の場合は第二の心臓と呼ばれるふくらはぎの筋肉の活動があまりにもなさ過ぎた為に、足がパンパンになっていたということでありますね。
ちなみに治療内容は電気治療や超音波治療といった物理的アプローチがメインであって、足首を軽く動かす運動療法は取り組んだものの、マッサージに関しては一切おこなっておりません。
改めて「機器」の凄さを実感させて頂きました(笑)
以上が下肢静脈瘤による足のむくみで困っていた患者様の治療経過になりますが、同じような症状にお悩みの方に対して、ちょっとした参考にでもなれば幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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