
子供の捻挫で最も多いのは足首の捻挫…だと思われます。
捻挫した後の足首の状態や子供の痛がり方などで意見は分かれると思いますが、病院の受診はどうすれば良いのか…と悩まれる親御さんは少ないはずです。
そこで本記事では、子供が捻挫した際における病院との付き合い方について解説させて頂きます。
同様の状況に遭遇された場合には、是非とも参考にして頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ…
子供が捻挫をしたら病院を受診する前にアイシングをしておく!!
まず病院への受診を検討する前に捻挫をしてしまったら、すかさず施して欲しい処置がございます。
子供だけでなく、または足首に限らずですが、捻挫をしてしまった場合には速攻でアイシングを施し痛みを感じている患部を冷やして下さい。
理想はビニール袋に氷を入れたものや、保冷剤を使用したアイシングです。
同時に安静を必須にして下さい。
捻挫直後というのは熱を伴う炎症反応が起こっていますので、受傷してすぐは安静に過ごしアイシングを施す事で出来る限り炎症を早く抑える必要があるのです。
ですので間違っても無理をして動かしたり、お風呂などで温めてしまう事は控えて下さい。
捻挫をしてしまったら病院は整形外科を選択するのがベスト!!
そして病院への受診です。
足首の捻挫で病院を受診するのであれば、何科の選択は整形外科が最も適していると考えられます。
レントゲン撮影にて骨折の確認、そしてアイシングと安静に続いて大事な固定を施してくれるはずですから、やはり子供が捻挫をしてしまったのであれば病院を受診するに越した事はありません。
(後で解説していますが、足首の捻挫は固定を施す事が何よりも大事ですので、痛みが軽減するまで放置しておくのは絶対に避けて欲しい次第です。)
もし捻挫の程度が酷くなく、包帯などを使用して正確な固定を施せる方が身近にいるのであれば、無理して病院を受診する必要がないかも知れませんが、そのようなケースは恐らく珍しいですよね(笑)
以上の事から子供が捻挫をしてしまったら、整形外科を筆頭した病院への受診を第一に考えて頂ければ…と思います。
子供の捻挫は病院でなく整骨院でも大丈夫!?
ちなみに捻挫の治療は整骨院も専門としています。
整形外科などの病院とは違いレントゲン撮影にて骨折の確認をする事は出来ませんが、電気治療や超音波治療などによる物理的アプローチにて炎症に対する処置をおこない、包帯やテーピングを用いた固定を施す事が可能です。
しかし先程も申し上げたようにレントゲンにて骨折の有無を確認をできないのは整骨院のデメリットであります。
ただ私の経験上での話になりますが…純粋に足首を捻っただけで捻挫を飛び越え骨折に至るというのは非常に珍しいケースであり、未だにそういった状況に遭遇した事はございません。
骨折ともなれば腫れ具合は勿論、内出血も相当酷く、何より歩く事すらままならず子供自身は異様なまでに痛がっていると考えられます。
加えて、どのように捻挫(怪我)してしまったのかを誰かしらが見ていたのであれば、多少なりとも緊急を要するのかどうかの判断ができるはずです。
捻挫(怪我)の仕方が激しいものであれば、救急車を呼んだって不思議ではありませんよね。
そういった事から他人と激しく接触するような大きい捻挫(怪我)でなければ、骨折している可能性は極めて低いと考えられますので、整形外科などの病院ではなく整骨院を受診するのも一つの選択肢ではございます。
足首の捻挫は固定を主にした治療をキッチリと施しておくべき!!
最後に…
足首の捻挫は主に靭帯が伸びてしまうという状態を伴う為、固定を主とした治療をすぐに施しておかないと靭帯が緩んだままとなり、足首の関節を硬くする原因になってしまいます。
足首の関節が硬いと可動域が少なくなり柔軟性がなくなってしまうので、単純に足首の痛みに繋がり捻挫の原因になったりするのです。
加えて一旦伸びてしまった靭帯を元のような状態に戻すのは極めて困難であります。
ですので例え軽い捻挫だとしても安易に考えず、即座に適切な処置を施すようにして頂けたらと思います。
本記事は以上となりますが内容について、お読み頂いた方の参考になれば幸いです。
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