
子供の成長と共に怪我は付き物ですが、どうして痛がっているのか分からないような怪我もございます。
そんな原因の分からない怪我の中で多いものの一つとして「腕を動かさないで痛がっている…」というものがあります。
本記事では、この「腕を動かさないで痛がっている…」という状態について解説させて頂きます。
このような症状に困っている方にとっては、参考になる情報だと思いますので、是非とも一読して頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ…
子供が腕を動かさないで痛がる…病院を受診するなら整形外科!!
子供が腕を動かさないで痛がっている…あるいは、泣いている…
こういった状態の多くは、子供に起こる怪我の一つである肘内障(ちゅうないしょう)であるという事が考えられます。
肘内障とは肘の脱臼でございまして、骨が成長段階である子供にのみ起こるとされる怪我です。
ですので治す為には脱臼を治す整復をする必要がございますので、病院を受診されるのであれば整形外科という選択が最も適切であると言えます。
痛みや腕を動かせないという事から泣きわめいてしまう子供も当然いると思われますが、腕を動かさないで痛がっているのであれば、ほぼほぼ肘内障であると判断できますので、是非とも整形外科への受診を急いで頂けたらと思います。
腕を動かさないで痛がる子供の肘内障は整骨院でも整復が可能!!
また肘内障の整復は整骨院(接骨院)でも受ける事が可能です。
整形外科などの病院と同じように健康保険が適用されますので、各地区によって異なるものの多くの市町村においては、自己負担なしで整復してもらえます。
ちなみに私、過去に肘内障の整復をした経験…当然ございます(笑)
最も多い年齢は3歳でしょうか…
幸い、私が整復した子供達は痛みに強い子ばかりだったのか、泣きわめいて整復するのが大変だったみたいな事はありませんでした。
肘内障の整復はホントに一瞬で終わるのですが、子供の状況によっては一苦労する時もございます。
と、そんな余談はさておき…肘内障は整形外科などの病院ではなく、整骨院(接骨院)でも整復が可能であるという事を知っておいて頂ければと思います。
肩や手を押さえて腕を動かさないのも肘内障の可能性が高い!?
また肘内障に関して、もう一つ知っておいて欲しい事がございます。
先程も申し上げましたが、肘内障とは肘の脱臼です。
しかし子供にとっては腕が痛いと感じてしまっている為か、肘が抜けているにも関わらず肩や手首を押さえたりする事も少なくありません。
そこだけで見ると、肩を怪我したのかな…手首を痛めたのかな…と思ってしまいやすいですが、腕を動かさないという段階で肘内障の可能性が高いので、肩や手首が腫れていたり内出血を起こしていないのであれば、肘内障と判断して整形外科あるは整骨院(接骨院)を受診して、ほぼほぼ問題ないと思います。
そもそも肘内障とは、突然に腕を引っ張られたり、無意識なところで腕に力を入れたりする事によって起こるものです。
肩や手首の怪我は転んだりする事によって起こる事が多いと考えられますので、周りの状況や外見の様子などからも、ある程度は肘内障かどうかの見当が可能だと思います。
いずれにせよ「腕を動かさない」というところを第一に重要視して頂けたらと思いますので、是非とも上記のような情報を参考にして下さいませ。
子供が腕を動かさないで痛がっている際の対処方法 後書き
子供が腕を動かさないで痛がっている際の対処方法について解説させて頂きました本記事は以上となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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