
頭痛を抑える方法として最も一般的となっている方法は、痛み止めの薬ではないでしょうか…
頭痛を治すという根本的な解決には至りませんが、一時的に頭痛を抑える効果が期待できる方法であると考えられます。
しかし、そんな痛み止めの薬を飲んでいるにも関わらず、一向に頭痛が改善しない場合というのも実際にはございます。
そこで本記事では、このように薬を飲んでも治らない頭痛に関しての解説をさせて頂きます。
同症状でお悩みの方にとって、お役に立つ情報だと思いますので、是非とも一読して頂けたら幸いです。
それでは、どうぞ…
薬を飲んでも治らない頭痛は何科の病院を受診すれば良い!?
まずはドラッグストアなどで購入できる市販の痛み止めを飲んでいるにも関わらず、一向に頭痛が治らないとなれば病院への受診を検討されると思います。
この時、真っ先に疑問になってくるのは、何科の病院を受診すれば良いのか…という部分です。
私の見解としまして、頭痛が治らないという事で病院を受診するのであれば、脳神経外科が良いと考えています。
それは専門性が高い為、的確な検査をしてくれると考えられるからです。
整形外科など他の病院でも何かしらの検査をしてくれるとは思いますが、頭痛薬を飲んでも治らないという事なのですから、やはり専門性の高い病院を受診するべきであると思います。
ですので市販の頭痛薬を飲んでいるにも関わらず、頭痛が一向に引かないという場合に病院を受診するのであれば、私は脳神経外科をお勧め致しております。
痛み止めの薬が効かない長引く頭痛の治し方とは!?
ただ薬を飲んでも頭痛が治らないと悩まれている方の多くは、既に病院を受診されていて、薬局で処方された薬を飲んでいるのではないかと思われます。
そんな一向に鎮まる気配のない頭痛、一体どうすれば治るのか…
結局のところ「今感じている頭痛が、どうして起こっているのか…」という部分を正確に判断しなければ、根本的に頭痛を治すというのは難しいと考えられます。
脳神経外科を始めとした病院を受診し検査したにも関わらず、痛み止めの薬を処方されただけなのであれば、頭痛の正確な原因がハッキリしていないと言っているようなものだと私は思っています。
もし頭痛の原因がハッキリしているのであれば、その場しのぎででしかない痛み止めの薬は処方しないはずだからですね。
そして、そんな原因のハッキリしない頭痛…たくさんの患者様と接してきた私自身の経験からという見解になりますが、このような頭痛は筋緊張性頭痛である事が非常に多いです。
筋緊張性頭痛とは、主に首や肩・背中の筋肉が硬く凝り固まった拘縮状態になってしまったが故に、頭蓋骨を覆っている筋膜が引っ張られる事によって起こる頭痛でございます。
基本的に筋緊張性頭痛も、痛み止めの薬を飲めば一時的に痛みが消失するのですが、筋肉の拘縮具合が極端に酷かったりすると、薬の効果が思うように出ないと考えられるのです。
ですので、このような筋緊張性頭痛は筋肉の拘縮を改善させてあげる事で、初めて軽減に向かうであろうと推測ができるのですね。
痛み止めの薬で治らない頭痛に対する治療方法とは!?
最後に拘縮具合の酷い筋緊張性頭痛に対する治療方法について解説させて頂きます。
まず筋肉の拘縮具合が酷いと、自分自身で取り組める体操やストレッチなどといった方法で改善させるのは、難しいと考えて頂けたらと思います。
やはり然るべき治療を施してこそ、状態が改善し初めて頭痛が消失に向かうものなのです。
そして筋肉の拘縮を改善させる治療で最も効果的な方法は、整骨院および接骨院による電気治療や超音波治療といった物理的アプローチ、鍼灸院による針治療、有資格者によるマッサージ…であると私は考えています。
ただ上記のような施術所は現在、多数存在している為に知識や治療技術に差が生じているのが実際のところです。
状態を正確に判断し、的確な治療を施さなければ頭痛という症状は改善しませんので、何処の施術所でも良いというわけではないのですね。
ですので間違いない情報となるのは、身近な方の紹介や口コミとなりますので、そういった情報を参考に優良と言われている施術所に足を運んで頂ければと思います。
また筋肉の拘縮が酷ければ酷い程、改善にもそれなりの治療期間を要してしまいます。
なので「1回の治療で治ります」などという文言で集客しているような所は、信用ならないと私は思いますので、そういった施術所には受診しないで欲しいとも思っております。
薬を飲んでも治らない頭痛を抑える方法 後書き
薬を飲んでも治らない頭痛を抑える方法について解説させて頂きました本記事は以上となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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