
頭痛を引き起こす原因の一つに「寝不足」があります。
整骨院にお越し頂く患者様からも「仕事が忙しく寝不足の為に頭痛が出てきた…」というセリフを聞くこともしばしばあります。
そこで頭痛と寝不足の関係について解説させて頂きます。
それでは、どうぞ…
寝不足での頭痛は原因不明…!?でも筋肉や神経の問題なのかな…!?
「頭痛」と「寝不足」は非常に関係性が深いのですが実際のところは、これといった原因が解明されていません。
でも現実に寝不足が続くと頭痛に悩まされる人がいるという事実があります。
私は患者様から寝不足で頭痛がしていると言われましたら、首や肩・背中の筋肉の状態を整えて、逆立って興奮しているであろう神経系の状態を落ち着かせようと治療に取り掛かります。
寝不足によって頭痛が起きてしまったが為に、患者様も睡眠時間を確保しようとしたということもあると思いますが、幸いにも上記のような治療を施すことで頭痛は解消されています。
詳細な原因は解明されていませんが、おおよそ「疲労による筋肉の拘縮や神経系の乱れにより頭痛が引き起こされているのだろう」と考えるのが自然な流れだと私は思っています。
頭痛に限らずですが痛みは身体が発している信号です。
「もう無理ですよ…」「これ以上はやめて下さい…」といった身体の状態を痛みという合図で教えてくれているのです。
結局のところ寝不足は身体に酷使している結果なのですから、頭痛という症状が起きても何ら不思議ではないということになります。
寝不足による頭痛解消には昼寝の時間を取り入れてみる…!?
寝不足による頭痛の対策は何よりも、睡眠時間を確保することです。
「寝たくても寝れないから寝不足で頭痛が起こっているんだろ…」と言われれば言い返す言葉はありませんが、とにかく第一には睡眠時間の確保であり、その次の対応策になると「昼寝」ということになってきます。
例え10分や15分であっても昼寝の効果は絶大です。
昼寝があるのと、ないのでは1日の疲労度は相当違ったものになってきます。
ちなみに昼寝の理想は20分前後と言われており、1時間などの長時間による昼寝は逆に良くないとされています。
もし昼食などのお昼休憩に10分でも仮眠をとれるような状況であるならば、取り組んでみる価値は十分にあります。
目を閉じることで寝不足による頭痛を予防できる…!?
お昼寝の時間を作るのも難しいという人には「目を閉じる」という方法をお勧め致します。
ちょっとした仕事の合間やトイレの時などに数十秒という時間で構いません。
両目を閉じることには脳を休ませるという効果が期待できます。
肉体的な疲労を取り除くのは難しいかも知れませんが、こちらも昼寝と同様で「やる」「やらない」では違ったものになってきます。
寝不足と頭痛の関係性について解説させて頂きましたが、頭痛が出ないようにする為には十分な睡眠時間を確保するのが第一です。
その上で「昼寝」や「目を閉じる」という方法も上手く使って頂けたらと思います。
こちらの記事は以上となりますが、お読みになられた方の参考になれば幸いです。
最後に…
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