
高カカオのチョコレートが身体に良いという理由から人気ですね。
「高カカオ」の部分はさておき…
「チョコレート」といえば「頭痛」という症状を連想してしまうのは私の職業柄でございますが、チョコレートを食べると「頭痛が治る」や「頭痛が起こる」といった見事なまでに異なる説明がされていたりします。
どっちが本当なのか分からなくなってしまいますね(汗)
そこで「チョコレート」と「頭痛」に関して、ホンモノの情報をお届けさせて頂きます。
それでは、どうぞ…
チョコレートが頭痛を治したり引き起こしたりする原因とは…!?
まずはチョコレートがどうして、「頭痛を治す」や「頭痛が起きる」と考えられているのかという部分について解説させて頂きます。
チョコレートが頭痛を起こすと考えられる理由についてですが、これはチョコレートに含まれている「ポリフェノール」や「カフェイン」に「チラミン」や「テオブロミン」という成分・物質が関係しております。
これらは偏頭痛(片頭痛)を引き起こしてしまう血管の収縮作用に関係していたり、直接的に頭痛を発生させてしまうものと考えられています。
ですのでチョコレートを食べると頭痛が起きるという理論になるわけなのですね。
続いてチョコレートが頭痛を治すという考えですが、これは血糖値が関係しています。
血糖値を上げようとする「アドレナリン」というホルモンは副作用として頭痛を引き起こすと考えられています。
なので低血圧の状態にてアドレナリンを使わずに血糖値を上げてしまえば頭痛が起きないという理論なのですね。
チョコレートを食べたら「頭痛が治る」「頭痛が起きる」という考え方には、このような理論があるわけなのでした。
頭痛にチョコレートは関係ないという事実が判明…!?
チョコレートと頭痛には上記のような理論があるのですが、実際のところはどうなのかと申し上げますと「チョコレートと頭痛の因果関係は確かめられていない」というのが現実でなのでございます。
拍子抜けするような発表ですね(笑)
ただこの事実がすべてですので、チョコレートと頭痛の関係について、そこまで過敏にならなくても良いのです。
極端な食べ過ぎは控えるべきですが、適度に口にする程度なら気にせず美味しく食べましょうということですね。
基本的にはおやつ感覚で食べるものだと思いますので、もう少し…あと一個だけ…という絶妙なところでストップするのが理想なのではないでしょうか(笑)
チョコレートは頭痛を気にせず美味しく食べる…!?
チョコレートと頭痛に関係について解説させて頂きました。
チョコレートと頭痛の関連性については本当に様々な場所で色々な説明がされています。
先にも申しげましたが「チョコレートと頭痛の因果関係は確かめられていない」という事実がすべてになりますので、不確かな情報に惑わされることのないようにして頂きたいと思います。
甘いモノ好きの私としてもチョコレートを無理に我慢したりするのは身体にとって毒でしかありません(笑)
年がら年中ダイエットをしているとこいうこともありますので、太らない適度な量を美味しく頂きたいと思っております(笑)
こちらの記事は以上となりますが、お読みになられた方の参考になれば幸いです。
最後に…
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