
首を下に向けると感じる肩甲骨の痛みに関して、
・肩甲骨に痛みを感じる原因
・病院の受診は必要か否か
・肩甲骨の痛みを治す効果的な治療方法
という3項目に分けて解説させて頂きました。
下を向くと肩甲骨が痛い原因は筋肉の拘縮にあった…!?
下を向こうと首を動かすと肩甲骨に痛みを感じる。
こういった動きの中で感じる痛みは「突っ張った」という表現が最も当てはまることが多いです。
そして痛みを感じる原因は筋肉の拘縮によるところがほとんどですね。
肩甲骨にも関節はありますが下向くという動きには、ほぼ関与していません。
下を向くという動きの中で首~肩甲骨に存在している筋肉は「伸びる」という変化になるのですが、拘縮し硬くなってしまっている為に伸ばされたくないという反応が痛みとなって現れているのであります。
首を動かしていてどうして肩甲骨に痛みを感じるのだろうと不思議に感じる部分もあると思いますが、首を下に向けるという動きの中で負担のかかる箇所の一つが肩甲骨になるのですね。
以上のことから肩甲骨を強打するような外傷がなく下を向くことで痛みを感じるのであれば、
ほぼほぼ筋肉の問題だと判断して頂いて問題はございません。
肩甲骨の痛みで病院を受診する必要はあるのか…!?
下を向くことで感じる肩甲骨の痛みは筋肉の問題であると解説させて頂きました。
ですのでこのような痛みに対して整形外科などの病院を受診されても、レントゲン写真を撮って「異常なし」という診断で診察終了というケースがほとんです。
痛み止めの薬は原因の解決にならないですし、湿布では筋肉の拘縮を改善することは難しいです。
リハビリ施設を併設している整形外科では運動療法などを勧めてくる場合もありますが、状態によるものの体操やストレッチでは痛みを軽減させるだけの効果を期待するのは厳しいですね。
以上のことから骨折の恐れなどがあればレントゲンにて確認することは大事になってきますが、そうでないのであればわざわざ整形外科を受診する必要はないのであります。
肩甲骨の痛みを治す効果的な治療方法とは…!?
肩甲骨の痛みの原因である筋肉の拘縮を改善させるには、
整骨院(接骨院)や鍼灸院などの施術所による治療が最も効果的になります。
マッサージでも筋肉の拘縮は改善しますが肩甲骨という身体の構造上、
人の手ではどうしても届かない箇所というのが出てきてしまいます。
肩甲骨の痛みが強くないのであればマッサージでも良いと思いますが、
確実に痛みを治すのであれば施術所の選択をお勧め致します。
整骨院での電気治療や超音波治療などの物理療法に、
鍼灸院での針治療にて的確な治療を施せば間違いなく肩甲骨の痛みは治ります。
ただ当然ながら数ある整骨院や鍼灸院などは各店舗で治療技術の差が出てきます。
身近な人からの紹介や口コミを参考に優良な施術所へ足を運ぶようにして下さい。
加えて寝違えなどの急性的なことが理由で肩甲骨を痛めてしまったのであれば、
整骨院でも保険が適応された治療となりますが原因が曖昧だったり慢性的な痛みですと、
保険が適応されずに自費診療扱いとなるということを頭の片隅に入れておいて下さいませ。
下を向くと感じる肩甲骨の痛みに関する解説は以上となりますが、
お読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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