偏頭痛が起こる原因については様々な内容のものが紹介されていますが、
どの原因についても最終的には血管が拡張されるという結論にたどり着きます。
偏頭痛に困っている方の身体の状態に目を向けるということはほとんどないですね。
本当に偏頭痛を治したいのであれば身体の状態に目を向けるべきです。
そこで偏頭痛の原因を違った角度から解説させて頂きました。
それでは、どうぞ…
偏頭痛を抑えるアイシングでは治ったと言えない…!?
血管の拡張により血液循環に変化が起こることから感じる偏頭痛。
即効性の高い鎮痛方法は血管の収縮作用があるアイシング(冷やす・冷却)です。
偏頭痛を感じているこめかみの部分や、
太い血管である頸動脈を冷やすのが効果的となります。
ただしアイシング(冷やす・冷却)とはその場しのぎの方法となり、
偏頭痛の根本的な改善には繋がりません。
偏頭痛にお困りになられている方は、
繰り返し起こる片頭痛に悩まされているはずです。
その時限りのアイシング(冷やす・冷却)に頼っているだけでは、
偏頭痛とずっと付き合っていかなくてはならなくなってします。
偏頭痛を感じる原因は負担の大きい身体への変化…!?
偏頭痛は血管の拡張によって脈を打つように感じる頭痛ですが、
どうして偏頭痛を感じる人と感じない人がいるのか…??
偏頭痛に悩まされている方は天気の変化に敏感です。
天気の変化は気圧の変化となり気圧の変化は血管へ大きな影響を及ぼします。
主には天気が崩れる時に偏頭痛を感じますが、
これは天気が悪くなると低気圧となり血管が膨張(拡張)するからです。
しかし低気圧になっても偏頭痛を感じない人はたくさんいます。
この違いは一体なんなのか…??
答えは「血管が拡張しても大きな血流の変化が起こっていない」からです。
偏頭痛にお悩みの方は血管が拡張することによる血液循環の変化が大きいのです。
大きな変化は身体にとって大きな負担となります。
この負担の結果が偏頭痛という症状を引き起こしているわけです。
偏頭痛を感じない人はこの変化が限りなく少ないということになるのですね。
偏頭痛の原因は肩こりなどの凝り固まった筋肉にあった…!?
ではどうして血液循環の変化が大きくなってしまうのか…??
それは日頃の血液循環の状態が悪いからとなります。
普段から血液の流れが悪い状態だからこそ、
変化による違いが大きくなり偏頭痛を起こしてしまうのです。
血液循環の悪い原因とは筋肉の緊張状態(疲労)ですね。
背中や肩に首といった部分の筋肉が凝り固まっているから、
血液循環の流れが悪くなってしまっているのです。
こういった理由から偏頭痛にお悩みのほとんどの方は、
首の痛みや肩こりに背中のつっぱりといった症状にも困っているはずです。
ちなみに肩こりなどを感じていないのに偏頭痛に困っているという方は、
別の問題が起こっている可能性もありますので血液検査やMRIなどで、
頭部の状態を確認しておくことをお勧め致します。
環境の変化によって拡張してしまう血管ですが、
その変化に動じない身体であれば偏頭痛に困ることはないのです。
天気などを理由にして自分自身の身体に目を向けなければ偏頭痛を治すことはできません。
偏頭痛にお困りの方は是非ともご自身のお身体の状態を気にかけてみて下さい。
偏頭痛の原因について解説させて頂きましたが、
何かしらのお力になれれば嬉しい限りでございます。
最後に…
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