程度の違いはあれど多くの方が一度や二度は経験した事があると思われる腰痛。
そんな中でも1ヶ月も腰痛が治らないと悩んでいる方は少なくないと思われます。
本記事ではそんな1ヶ月も治らない腰痛に対する対処法をご紹介させて頂きます。
1ヶ月も続く治らない腰痛の原因は主に筋肉の拘縮
まず1ヶ月も治らない腰痛に関して現在に至るまでの経緯ですが…
・とくにこれといった理由は思い当たらず、いつの間にか又は徐々に腰痛を感じるようになった
・悲鳴をあげるような強い痛みという訳ではなく、嫌な感じだったり重く怠いような感覚が続いている
・時々治ったかなと思う事もあるが、すぐにまた腰痛を感じるようになってくる
多少大雑把な書き方になってしまいましたが、恐らく上記のような経緯を辿っているのではないかと推測できます。
こういった経緯による1ヶ月も治らない腰痛は、そのほとんどが筋肉の拘縮が原因であると考えられます。
拘縮と言うと何やら難しく考えてしまうかも知れませんが、単純に筋肉が凝り固まってしまったという事になります。
筋肉が拘縮してしまうと伸び縮みという働きが失われ、同時に血流などの循環も滞り、必要な栄養素が運ばれず疲労物質などの老廃物ばかりが蓄積されてしまいます。
これが腰痛を発生させる原因となるわけです。
加えて、そんな拘縮状態になっても人間の身体とは賢いもので脳からの命令によって動かす事は出来るわけです。
ただ無理矢理に動かしているという事になりますので、同時に痛みという副産物が付いてくる訳であります。
例えるならばパンクした自転車に乗っているようなものでしょうか。
頑張れば乗れなくはないですが、不安定だし余計な力を必要としてしまいます。
とにかく1ヶ月も治らない腰痛は、上記のような状態であると考えられますので、改善するにはこの筋肉の拘縮に対してアプローチしていかなくてはなりません。
腰痛が1ヶ月も続いて治らないのであればストレッチや運動ではなく治療が必要
拘縮した筋肉を改善させるアプローチは様々ございます。
程度の軽いものでしたら、ストレッチや運動などでも十分な効果は期待できると思います。
勿論1回や2回の運動で効果を求めるのは厳しいですが…
ただ1ヶ月以上も治らない腰痛という事であれば、やはり何かしらの治療が必要になってくるケースが多いように思います。
この治療方法にしても選択肢は様々です。
・接骨院や整骨院における干渉波や超音波を用いた物理的療法
・鍼灸院における針治療
・あん摩マッサージ師による施術
代表的なものとしては上記でしょうか。
整形外科などの病院を受診するのも選択肢の一つですが、多くの場合はレントゲン撮影で骨に異常がなければ湿布や痛み止めの薬を処方されるだけになると思います。
レントゲン診断は上記3点の施術所では出来ませんので、整形外科にて骨の状態を確認してから治療に取りかかるというのも方法の一つですが、原因について解説させて頂いたように1ヶ月も治らない腰痛が骨折によるものというのは少し考えにくいかと。
ですので上記3点の中からの選択で宜しいと思います。
そしてしっかりとした治療によって治らなかった腰痛を改善させてから、同じ痛みを起こさせないよう日頃からストレッチや筋トレに有酸素運動といったトレーニングなどに取り組んで頂けるのが理想ですね。
1ヶ月も続いて治らない腰痛と内臓疾患の関係
また腰痛と言えば腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、加えて内臓疾患によるものも原因の一つです。
1ヶ月以上も腰痛が治らないとなれば、こういった原因がチラつき始め心配する事も珍しくないと思います。
ですが腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症は腰の痛みだけでなく臀部にも強い痛みがあったり足の痺れが伴ったりします。
内臓疾患による腰痛は感じ方が多岐に渡るようなので一概には言えませんが、ズキッとかチクッとか刺激的な痛みが襲ってくる場合もあるようです。
いずれにせよ検査してみるに越した事はございませんが、やはり一般的な腰痛となれば筋肉の拘縮が原因となっているものが多いと思います。
一概に腰痛と言いましても種類は様々あるものの、ここまで解説させて頂いたように上記ような流れで発生した治らない腰痛であれば、まずは筋肉の拘縮を疑い、その対処方法に取り組むのが優先的ではないでしょうか…
以上が、1ヶ月も治らない腰痛に関する解説となります。
お読み頂いた方にとって何かしら参考になる部分があれば幸いでございます。
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