背中に痛みを感じる状況の一つとして、「息を吸った時」というのがございます。
これは単に背中が痛いというだけでなく、呼吸という動作が関わってきていますので、病院を受診するにしても何科が良いのか…背中を治療するなら、どんな方法が良いのか…というように悩みの種類が複雑と言える症状です。
そこで本記事では、この「息を吸うと背中が痛む」という事に関しての解説をさせて頂きます。
同症状に困っている方にとっては、何かしら為になる情報だと思われますので、是非とも一読して頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ…
息を吸うと背中が痛いなら病院は何科を受診するべき!?
まずは病院の受診に関してですが、これは呼吸と背中のどちらを主にするかで、受診する病院が変わってくると考えられます。
呼吸にメインを置くのであれば、呼吸器科という選択で問題ないと思います。
しかし痛みを感じているのは背中ですから、この背中の痛みをという事であれば、レントゲン検査などができる整形外科が妥当であると考えられます。
どちらか一方となれば背中の痛みを優先にして考え、整形外科を受診する方が良いと思われます。
とにかくまずは、痛みを感じている背中がどんな状態なのかを検査する事が、痛みの改善に繋がると考えられますので、病院を受診するのであれば個人的には整形外科をお勧め致します。
呼吸による背中の痛みは病院を受診しても治らない!?
ただ病院を受診しても、痛みの改善を期待するのは難しいだろうと私は考えます。
それは、どうして息を吸う事で背中が痛くなってしまったのか…という部分ですね。
今現在、息を吸う事で背中に痛みを感じている方は、突然の痛みに襲われたのでないと思います。
以前から背中に痛みやだるさを感じていたりして、少しずつ症状が悪化して今に至っていると考えられます。
これらは結局、肩甲骨まわりの筋肉が拘縮してしまっている事が原因で出ている痛みの可能性が高いのです。
息を吸うと肺に空気を取り込む為に、肩甲骨まわりの筋肉が動きます。
しかし凝り固まった拘縮状態にあると、筋肉がスムーズな動きをしてくれません。
それでも息を吸うという動作をしている為に、無理矢理に筋肉を動かしているのです。
その反応および結果が、背中の痛みとして現れてしまっているのであります。
ですのでレントゲン検査をしても骨折などがなければ、痛み止めの薬や湿布などを処方されるだけだと思われる病院への受診は、根本的な解決には繋がらないと考えられるのですね。
息を吸うと感じる背中の痛みの治し方とは!?
筋肉の拘縮を改善させる治療として最も効果的なものは、整骨院および接骨院での電気治療や超音波治療といった物理的アプローチ、鍼灸院での針治療、有資格者によるマッサージ療法であると私は考えています。
どの治療も適切に施せば確実に筋肉の拘縮を改善させる事ができると考えられますので、ご自身の好みに合わせて治療内容を選択して欲しいと思います。
ただ現在において上記のような施術所は多数存在しています。
それ故、知識や治療技術に差があるという問題が実際にありますので、施術所を選ばれる際には身近な方の紹介や口コミなどを参考に、的確な治療を施してくれるであろう施術所を選んで頂きたいです。
加えて、これらの施術所では病院でできるレントゲンなどの検査設備は取り揃えていません。
ですので、個人的には無理して病院などを受診する必要はないと考えていますが、身体の状態を確実に確認したいという気持ちがあるのでしたら、先に整形外科を始めとした病院を受診するのも良いと思います。
息を吸う事で感じる背中の痛みに関する解説 後書き
息を吸う事で感じる背中の痛みに関する解説をさせて頂きました本記事は以上となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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