異常なしにも関わらず治らない腰痛…
こういった状況に悩まされている方は少なくないと思いますし、私自身が実際にそういった多くの患者様と接してきました。
そこで本記事では、異常がないにも関わらず痛みの治らない腰痛に関して、原因や対処方法について解説させて頂きます。
同症状に困っている方にとっては、有意義な情報になると思いますので、是非とも一読して頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ…
整形外科で異常なしと診断された治らない腰痛の原因とは!?
まず「異常なし」という事は何処かしらの病院を受診し、そちらでそのような診断を受けたのだと考えられます。
この場合の病院は整形外科が多いだろうと思われますし、検査方法に関してもレントゲン、症状の程度によってはMRIといった方法ではないでしょうか…
骨折やヘルニアといった状態であれば、このような検査方法で判明するのですが、実際問題として多くの方が悩まれている腰痛とは、関節の炎症または筋肉の拘縮によるものが圧倒的に多いと私は考えています。
しかし関節の炎症や筋肉の拘縮はレントゲンやMRIといった検査方法では、的確な判断をするのが難しいものであるはずなのです。
ですから腰痛で困っているにも関わらず、整形外科を始めとした病院を受診し、検査を受けても「異常なし」と診断されてしまうのですね。
このように腰痛の原因を正確に理解していれば、病院などでの「異常なし」という診断にも、不安を抱く事はなくなるのであります。
異常なしなのに痛い腰痛はどんな治し方で改善するのか!?
病院にて異常なしと診断された腰痛は、先程も申し上げましたが関節の炎症または筋肉の拘縮によるものであると考える事ができます。
この関節の炎症や筋肉の拘縮を改善させる治療として最も効果的な方法は、整骨院や接骨院での電気治療や超音波治療といった物理的アプローチ、鍼灸院での針治療、有資格者によるマッサージ療法であると私は考えています。
ですので、上記のような施術所で治療を受ける事が、腰痛を治す方法になってくるのですね。
ちなみに関節の炎症で痛みが発生する、ぎっくり腰などの急性の腰痛に関しては、マッサージ療法は逆効果になる可能性があるので、注意して下さいませ。
加えて上記のような施術所は現在、数多くの店舗が存在している為、知識や治療技術の違いと言いますか、差が生じてしまっているという事実がございます。
同じ治療方法でも的確なアプローチを施さないと、治るものも治らないという状況になってしまいますので、身近な方の紹介や口コミといった情報を参考に、信頼のできるであろう施術所へ足を運んで頂けたらと思います。
異常なしの腰痛は整骨院で健康保険が適応されるの!?
ちなみ整骨院を受診する場合に疑問となるのが、保険適応の有無だと思います。
整骨院で健康保険が適応されるのは、「捻挫・打撲・挫傷・骨折・脱臼」に対する治療であると決められています。
ですので急性のお怪我であるぎっくり腰に関しては基本、健康保険が適応されると考えられますが、腰痛を患ってから期間の経過している慢性の腰痛に関しては、健康保険は適応されません。
加えて、ぎっくり腰に関しても痛みが発生してから、日数が経過し過ぎていると保険適応にならなくなる場合もございます。
少しばかり基準が曖昧な部分となるのですが、整骨院を受診される前には知っておきたい情報だと思いますので、参考にして頂ければと思います。
異常なしと診断されたのに治らない腰痛への対処方法 後書き
異常なしと診断されたのに治らない腰痛を解決させる方法について解説させて頂きました本記事は以上となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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