日常生活の中で多い怪我の一つである足首の捻挫。
この足首の捻挫ですが、腫れがなかなか治らずに困っているという人が、少なくないと思われます。
そこで本記事では、一向に腫れの引かない足関節捻挫について解説させて頂きます。
同症状にお悩みの方にとって、お役に立つ情報だと思われますので、是非とも一読して頂けたら幸いです。
それでは、どうぞ…
足首の腫れが治らないのは炎症が引かないから!?
まず初めに足首の腫れが治らない大きな原因は、炎症が消失していない為と考えられます。
足首の捻挫はアイシング(冷やす)を施し、安静にしておく事で改善方向に向かっていくものです。
しかし、このアイシングと安静を怠ってしまったが為に、炎症が消失していないと考えられるのであります。
また捻挫の際には重要となる固定…この固定を施さなかった故に、炎症が残ってしまったのですね。
結局のところ捻挫による足首の腫れが治らないのは、受傷後に適切な処置を施さず、炎症を残してしまったという事に尽きるのでございます。
腫れの引かない足首の治し方とは!?
そんな腫れの治らない足首ですが、今からアイシングを施したり安静にしても、改善に向かうとは考えにくい部分がございます。
それは腫れが治らないという期間が、数日以上経過しているであろうからです。
基本的にアイシングと安静が最も効果的なのは、受傷後3日(72時間)以内と考えられています。
この期間を過ぎてしまうと全く効果がないわけではありませんが、別の方法にてアプローチしなければ足首の腫れは治らない傾向にあります。
そんな別のアプローチ方法として最も効果的になるのは、整骨院または接骨院での電気治療や超音波治療といった物理的療法であると私は考えています。
微妙に残る炎症、関節内に存在する血腫、足首を動かす筋肉の拘縮…こういったものが重なり合った結果、足首の腫れが治らないという状態ですので、このような場合はやはり「人の手」よりも「機器」での治療が、最も理にかなっているはずなのです。
ですので身近な方の紹介や口コミといった情報を参考に、的確な治療を施してくれる整骨院または接骨院へ足を運んで頂く事が、足首の状態を治す手段となるのであります。
治らない足首の腫れと下半身のむくみの関係とは!?
最後に足首の腫れと、下半身のむくみについて解説させて頂きます。
足首の腫れが治らない状態が続いていると、筋肉が拘縮しているであろうと考える事ができます。
足首を動かす筋肉が拘縮状態にあると、その活動が低下してしまう為、老廃物が滞ってしまい、むくみの生じる可能性が高くなってしまうとされるのです。
ですので、このような場合、ふくらはぎなどの筋肉を活動させ、血流を良くする事で、一時的にむくみは改善すると思いますが、足首の状態が悪いままでは、再び下半身のむくみが生じてしまう可能性が高くなります。
よって、むくみを改善する事よりも、上記で紹介させて頂いたような治療にて、足首の状態を良くする事が、根本的なむくみの改善に繋がるはずなのです。
純粋な下半身だけのむくみでしたら話は変わってきますが、治らない足首の腫れと下半身のむくみには、このような関係がございますので、是非とも知っておいて頂けたらと思います。
治らない足首の腫れを対処する方法について 後書き
捻挫による治らない足首の腫れに関して解説させて頂きました本記事は以上となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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