関節または筋肉の炎症によって起こるぎっくり腰。
このぎっくり腰ですが、腰の痛みだけでなく、坐骨神経痛まで招いてしまうことがございます。
そんな、ぎっくり腰からの坐骨神経痛…本記事では、このような症状の治し方について解説させて頂きます。
なかなか治らない、ぎっくり腰からの坐骨神経痛にお困りの方にとって、有益な情報になるものだと思いますので、一読して頂ければ幸いです。
それでは、どうぞ…
何科の病院を受診すれば ぎっくり腰からの坐骨神経痛が治るか!?
まず始めに、ぎっくり腰からの坐骨神経痛が治らないという事で、病院を受診するという選択は、個人的にあまりお勧めできる方法ではございません。
「神経痛」ということでレントゲンやMRIにて検査した方が良いと思われるかも知れませんが、ぎっくり腰の延長線上で発生した坐骨神経痛であれば、原因のほとんどは筋肉の拘縮によるものです。
レントゲンやMRIにて検査したところで原因らしい原因は特定できずに、痛み止めの薬や湿布を処方されて診察終了となる事が非常に多いと考えられます。
そういった理由から検査するに越したことはございませんが、無駄足になる可能性が高いであろうと考えていますので、私は病院への受診をお勧めしていないのでございます。
整形外科で治らない ぎっくり腰からの坐骨神経痛を治す方法とは!?
では、ぎっくり腰からの坐骨神経痛はどうすれば治るのか…
先程も申し上げましたが、原因のほとんどは筋肉の拘縮によるものです。
お尻にある臀筋が硬く凝り固まった状態にあるから、その筋肉の中を通過している坐骨神経が圧迫されて、症状が出ているのですね。
ですので、この硬く凝り固まった殿筋を柔らかくほぐしてあげれば、圧迫されていた坐骨神経の状態が改善され、症状も軽減に向かうわけであります。
ただ、どのような方法が臀部の筋肉を柔らかくほぐすのに効果的なのか…
まず手っ取り早い方法として挙げられるのはストレッチです。
しかしストレッチは筋肉に刺激を与える事ができても、拘縮した状態を改善させる期待は持てないと考えた方が良いと思います。
筋肉がそれなりに硬くなってしまっているからこそ症状が出ているのですから、その改善をストレッチに求めるのは余りにも酷というものです。
全く効果が無いというわけではありませんが、坐骨神経痛を治すのにストレッチは期待できる方法ではございません。
やはり痛みに個人差はあるものの坐骨神経痛という、それなりの症状なわけですから、しっかりとした治療を受けないと治すのは難しいと私は考えます。
整骨院または接骨院による物理的療法、鍼灸院による針治療、有資格者によるマッサージ治療…このような方法で臀筋の拘縮を改善させるのが、症状を治す近道であるはずです。
ただし、外に出れば上記のような店舗が本当に数多く存在しております。
残念ながら、知識に乏しかったり、治療技術がイマイチだったりするような店舗も、現実に存在していると考えられるでしょう…
自宅や職場から近いから…などという理由で、受診するのは決して良いとは言えませんので、身近な方からの紹介や口コミなどを参考に、正確に治療を施してくれる店舗にて施術を受けて頂きたいと思います。
どうしてぎっくり腰から坐骨神経痛になることがあるのか!?
では最後に、どうしてぎっくり腰から坐骨神経痛を発症してしまうのか…という部分について解説させて頂きます。
繰り返しになりますが、ぎっくり腰とは関節または筋肉の炎症によって起こる症状でございます。
ぎっくり腰を発症して、すぐさま炎症を鎮められるようアイシングや治療を施せば問題ないのですが、いずれ治るだろうと放置しておいたり、正確な治療を施していないと、炎症の影響から筋肉が拘縮してしまうのであります。
この際に起きる筋拘縮は腰の一部分だけに留まらず、腰や股関節を動かす事に関与している臀筋にまで及んでしまうので、結果的に坐骨神経にまで悪影響を与えてしまっているのですね。
要は、ぎっくり腰を安易に考えてしまったのか…忙しすぎて対処が出来なかったのか…はたまた、対処の仕方が分からなかったのか…いずれにせよ、ぎっくり腰を放置してしまった為、状態を悪化させた結果による症状となるわけであります。
ぎっくり腰に限らずですが、何かしらの症状や痛みを感じた場合には、やはりすぐに対処することが望ましいのですね。
ぎっくり腰と坐骨神経痛の関係 まとめ
以上が、ぎっくり腰からの坐骨神経痛を治す方法についての解説となります。
こちらの記事内容がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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