一言で足首の痛みと言いましても、痛み方などの症状を始め、状態は様々でございます。
「腫れていないのに足首が痛い」といった状態も、そんな様々な状態の一つですね。
腫れているという状態は決して良い状態とは言えませんが、腫れているという状態が確認出来れば、腫れている為に足首が痛いのであろうと判断できますので、いくらかの不安は取り除けるのではないかと思います。
しかし、腫れてもいないのに足首が痛い…これは、どうして痛みを感じているのか判断が出来ないので、心配や不安の度合いが強いものだと思われます。
そこで本記事では、腫れていないのに足首に痛みを感じる原因について、考えられる要因を解説させて頂きました。
腫れていないのに足首が痛いのは捻挫が原因!?
まず一つ目は捻挫です。
これについては下記の参照記事でも解説させて頂いているのですが、捻挫によって靭帯を損傷した場合でも、どの靭帯を損傷したかによって足首が腫れない場合というのがございます。
参照記事:足首の捻挫 腫れていないのに痛みが引かない理由ってなに?違いは靭帯損傷にあり…!?⇒
捻挫という怪我でなくても、比較的腫れにくい踵腓靭帯や後距腓靭帯を何らかのキッカケで損傷させてしまうと、腫れはないものの関節内で炎症が起きていると考えられますから、当然ながら足首に痛みを感じてしまうのです。
足首を捻挫しても、必ず足首が腫れるという事ではないのでございますね。
足首の関節が硬いと腫れていないのに痛みを感じる!?
続いては関節の硬さです。
足首の関節が硬いとクッションの役割が少なくなってしまうので、歩いたり走ったりした際の衝撃が足首に強くかかってしまいます。
同時に足首を動かしてくれる筋肉にも悪影響を及ぼし、柔軟性が少なくなってしまう為、硬く凝り固まった拘縮状態となってしまいます。
簡単に分かりやすく一言で表すと、慢性の肩凝りや腰痛と同じような状態ですね。
慢性症状は基本的に、炎症を伴う腫れは症状として表れませんので、腫れていないにも関わらず足首が痛いというのであれば、こういった原因が考えられるであります。
腫れていない足首の痛みを治す方法とは!?
そして上記のような足首の状態を治す方法ですが…
まず捻挫による靭帯損傷に関しては治療するのが理想でございます。
捻挫の程度が軽く靭帯損傷も軽微であれば、固定だけでも治りますが、痛みを感じてから日数も経過している事だと考えられますので、治療して靭帯の損傷および関節の状態を改善させるのがベストです。
この場合、整形外科などの病院では痛み止めの薬や湿布を処方されるだけで、診察を終了される可能性が高いので、私としましては整骨院や鍼灸院などの施術所への来院をお勧め致します。
骨折の疑いがあれば整形外科などの病院に直行するべきですが、腫れていない段階で骨折の可能性は、ほぼほぼゼロに近いわけですから、診断だけで治療を施してくれない整形外科などの病院へ行く必要はないと思われます。
次に関節の硬さを改善する方法ですが、これは足首の柔軟やストレッチという方法になってきますね。
少し続けた程度では劇的に関節が柔らかくなったりはしないので、ある程度の長期戦にはなってしまいますが、痛みを治す為は当然の事ながら、今後の怪我を防止する意味でも足首の関節は柔らかくしておくべきです。
毎日の入浴で湯船に入っている少しの時間などでも十分ですから、足首をグルグルと動かしたりして、可動域を広げ柔軟性をつけてあげましょう。
本記事のまとめ
腫れていない足首の痛みに対して、考えられる原因や治し方について、私の見解を解説させて頂きました。
この本記事がお読みになられた方の参考になれば幸いでございます。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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