ぎっくり腰を起こした際、応急処置の一つとして「湿布を貼る」という対処をされる方がいると思います。
この、ぎっくり腰に対して湿布を貼るという処置は実際のところ、どれ程の効果があるのか…??
本記事では、ぎっくり腰と湿布の関係について解説させて頂きます。
それでは、どうぞ…
ぎっくり腰になって湿布を貼っても痛みは治らない…!?
ぎっくり腰とは関節または筋肉に炎症が起こっている状態であり、その為に強い痛みを感じてしまっているのですね。
そして湿布とは消炎鎮痛剤ですので、炎症を消失させ痛みを鎮めるという効果があります。
これだけの解説ですと、ぎっくり腰に湿布は効果的なものなんだな…と理解されると思いますが、実際のところは少し違います。
確かに湿布は消炎鎮痛剤ですので、全く効果がないわけではないのですが、その効果は限りなく少ないものであります。
湿布を貼ることで痛みの原因である炎症は消失方向に向かいますが、残念ながら効果としては微々たるものなのですね。
加えて鎮痛の効果も備える湿布ですが、炎症が消失しない限り大きく痛みが軽減することはありません。
ですので効果がありそうな湿布ですが、実際には大きな効果はなく、気休め程度のものにしかならないのでございます。
では、湿布以上の効果をもたらしてくれる対処方法とはなにか…
湿布よりもぎっくり腰を治すのに効果的な方法とは…!?
ぎっくり腰を起こした際に、湿布以上の効果が期待できる対処方法…それはアイシングですね。
氷や保冷剤を使用して痛い箇所を冷やす。
炎症を消失方向に進めるには、湿布よりもアイシングの方が効果は絶大です。
このアイシングを、いち早くするかしないかで、ぎっくり腰の治るスピードも変わってきます。
イメージ的には湿布の方が効果がありそうですが、実際のところはアイシングで冷やすということがベストな選択なのですね。
ちなみに、どうしても湿布を貼りたいのであれば、アイシングを施した上で使用するのが良い方法となりますので、是非とも参考にしてみて下さい。
温湿布と冷湿布の違いや使い方とは…!?
最後に湿布に関して、温湿布と冷湿布の違いについて解説させて頂きます。
この「温」と「冷」は温めていたり冷やしていたりするのではなくて、温かく感じさせたり冷たく感じさせているだけになりますので、どっちを使って頂いても問題はありません。
お好みの方を使って下さいね…ということでございますね。
温めていたり冷やしているというイメージをお持ちだと思いますが、全くもってそんなことはないのであります。
結構ご存知でなかったり、勘違いされている方が多いと思いますので、この温湿布と冷湿布の違いについても知っておいて頂ければと思います。
ぎっくり腰と湿布に関して解説させて頂きました本記事は以上となりますが、お読みになられた方の参考になれば幸いです。
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最後までお読み頂きありがとうございました。
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