なかなか痛みの取れない妊娠中のぎっくり腰に関して、
・ぎっくり腰の痛みが取れない原因
・ぎっくり腰の痛みを治す方法
・妊娠中における効果的な腰のマッサージ方法
という3項目に分けて解説させて頂きました。
ぎっくり腰の痛みが治らない原因とは…!?
先日、下記参照記事にて妊娠中に起こったぎっくり腰の治し方について解説させて頂きました。
参照記事:妊娠中のぎっくり腰を治す治療方法とは?妊娠中は湿布を貼っても大丈夫なの??
上記の記事で解説させて頂きましたように妊娠中にぎっくり腰を起こしても、
素早く対処・処置をすれば確実に痛みは軽減しぎっくり腰は治ります。
しかしアイシングを施さなかったり無理をして身体を動いてしまったが為に、
なかなか腰の痛みが無くならないという場合も少なくないのではないかと思います。
ぎっくり腰の痛みが長引く理由やその痛みを治す治療方法に関しては、
下記の参照記事にて詳しく解説していますが妊娠中ですと、
治療方法に関してはどうしても当てはまらない部分が出てきます。
参照記事:ぎっくり腰が一週間も治らない原因は?ぎっくり腰ではない腰痛の疑いがあるってなに!?
それはやはりお腹の中に赤ちゃんがいるということで、
身体に変化を与える治療を始め無理して身体を動かすことができないからであります。
では妊娠中に起こってしまったぎっくり腰の痛みが、
なかなか取れない場合にはどうした対処をするのが良いのか…
妊娠中におけるぎっくり腰の痛みを治す方法とは…!?
ぎっくり腰による腰の痛みが長引いてしまっていても妊娠中は、
やはり治療をすることはお勧めできないのが正直なところです。
主には筋肉の拘縮によって感じている腰の痛みを、
ご自身で出来る限り軽減させていくのが理想的でございます。
まず痛みがあることに加え引き続き関節は不安定な状態ですので、
ここでも「安静」は何よりも第一に考えて下さい。
絶対に無理をして身体を動かしてはいけません。
その上で拘縮して硬くなってしまっている筋肉を、
少しでも柔らかくできるようにしています。
実際に劇的な変化や改善を期待するのは難しいですが、
身体に大きな負担をかけずに筋肉を柔らかくしていく方法は「温熱」です。
凝り固まった筋肉は温めてあげることで血流の流れが活発になり、
硬さを和らげてくれるように働きかけてくれます。
ホットパックがあれば最適なのですが無い場合には、
タオルをお湯で温めたりして腰の広い範囲を温めてあげて下さい。
布団やタオルケットをかけて身体を温めるという方法を取る方もいると思いますが、
これでは身体全体が温まります。
決してダメではないのですが少しでも高い効果を出すのであれば、
腰というポイントだけを温めた方が良いです。
妊娠中の治らないぎっくり腰に効果的なマッサージ方法とは…!?
温熱に加えてもう一つ効果的になるのはマッサージですね。
ただし刺激の強すぎるアプローチは絶対にダメです。
お店に出向くのではなく旦那様を始めとした身近な方々によるマッサージで十分でございます。
方法としても揉んだり叩いたりするのではなく、
少し力を加えた「さする」という形が理想です。
マッサージを受ける側としては物足りなく感じる部分もあると思いますが、
低刺激であっても筋肉に刺激を与えることで効果は期待することができます。
妊娠中という期間なので早い改善を求めるのは難しいのですが、
少しずつ確実に身体の状態を変えていけば腰の痛みは軽減してきます。
また月日が進めば胎児の成長と共にお腹も大きくなってくるでしょうから、
繰り返しになりますが「安静」は絶対に忘れないで下さい。
ぎっくり腰で腰が痛いという理由でなくとも、
やはり妊娠中はお身体の事を何よりも大事に考えて頂けたらと思います。
こちらの記事は以上となりますが、
お読みになられた方のお役に立てば幸いでございます。
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