首・頚部

高い高い遊びが子供の将来の健康を脅かす!?

2016/12/26

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子供をあやしたり一緒に遊ぶ手段として誰もがご存知の高い高い。
この高い高い遊びに関してモノ申したいことがございます。

新生児や乳児といった時期に細心の注意を払うということは当然ですが、
少し大きくなった幼児であっても子供の身体は大切にしないといけません。

そんな怒りを込めながら一刀両断します。

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揺さぶられっ子症候群は幼児になると本当に危険性がないのか!?

6ヶ月以内の新生児や乳児に対して過度の高い高いを繰り返すと、
眼底出血や頭蓋内出血、又は脳挫傷を伴い、
運動障害や言語障害に知能障害が発生する危険性のある、
揺さぶられっ子症候群はご存知の方も多いと思います。

この揺さぶられっ子症候群に関して、

・首が充分に据わると大きな危険性は少ない
・幼児になれば大丈夫

などといった情報を目や耳にすることがあります。

確かに首が据わったり成長と共に頭蓋骨の隙間がなくなってくると、
頭蓋内出血や脳挫傷といった危険性は低くなるかもしれません。

しかし幼児に対する度を過ぎた高い高いは、
別の大きな危険性が存在するのです。

子供や幼児に対する高い高い遊びの危険性とは…

それは、むち打ちによる頸椎の損傷です。

いくら首がしっかりと据わっている幼児であっても、
必要以上の高い高いは首に物凄い負担がかかります。

繰り返し追突事故に遭っているのと同じようなものと言っても過言ではありません。

むち打ちによる頸椎の損傷は首の骨格を歪める原因となり、
身近なところでは首の痛みや肩こりに背中のつっぱり、
ひどくなると頭痛や手の痺れといった症状を引き起こします。

ここでさらに厄介なのは幼い頃にむち打ちなどで頸椎を損傷しても、
子供の場合は症状がすぐに現れないというところです。

子供というのは関節や筋肉に柔軟性があるので、
なかなか症状として痛みやつらさを感じることがありません。

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この頸椎の損傷は成長と共に少しずつ悪化の道を辿り早ければ20代や30代の前半、
多くは40代を迎える頃に強い症状として現れてくる傾向があります。

ですので子供の健康を考えるのであれば、
例え本人がどれだけ喜ぼうと負担のかかる高い高いは絶対にしない事です。

子供が安全で楽しく遊べる高い高いの方法とは…

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ここまでお話した首に物凄く負担のかかる高い高いとは…

・勢いよく子供を持ち上げたり降ろしたりすること
・軽く浮かせるようにしたりすること
(上に軽く投げるという表現の方がイメージしやすいでしょうか…)

のことを指しています。

この浮力が起きた後に勢いを止めるタイミングでむち打ちが発生するのです。
ですので、この浮力を発生させない高い高いは問題ないということになります。

・子供を抱え持ち上げる際にはゆっくりと上げる
・降ろす時も同様に出来る限り勢いをおさえる
・絶対に空中で手をはなさない

ポイントはこの3点となります。

子供は高い位置にいるということに対してもしっかり喜んでくれます。
子供を持ち上げる方にとっては腕や腰にかかる負担が半端ないですが、
この高い高いの方法でしたら子供の身体に対する危険性はありません。

お母さんやお父さんの良い運動にもなりますね(笑)

ちなみに私は子供が産まれると、
妻を含めた身内全員に高い高いは禁止と伝えました。
我が子に高い高いをしていい権利を持つのは私のみとなっております(笑)

高い高いの遊びをする際には子供の身体の事を考え、
十分な配慮をしてあげることをお勧め致します。

最後に…
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